日本と海外 競馬に対するイメージ
競馬は娯楽として大変人気がありますが、海外での競馬は全く違う捉えられ方をしています。
まず日本では競馬と聞いてギャンブルを連想することが多く、まだまだマイナスイメージを持っている人も少なくありません。
しかしオグリキャップやシンボリルドルフ・トウカイテイオーなどの人気の馬が出てきたころから、一般の人も気軽に楽しめるスポーツの要素も出始めました。
騎手においても武豊をはじめとして人気ジョッキーや女性騎手も出てきたことから、若い年代や女性ファンも増えてきていますし、休日にはテレビ放送もされています。雑誌や競馬専門のインターネットサイトも多数あります。
一度競馬場に足を運んだ人は、熱狂する人々の高揚感をみて大変興奮し再度見に行きたいと言う人もいるほど魅力的な世界になっています。
春と秋の天皇賞や菊花賞・有馬記念などはニュースでも取り上げられ、人気のキタサンブラックのニュースは、馬が好きではない人も一度は耳にしたことがあるほど盛り上がりました。
日本はギャンブルのマイナスイメージと熱狂するファンが多い感じのある競馬ですが、ヨーロッパをはじめとする海外では、上流階級の人が楽しむ紳士的なスポーツという高貴な印象があり、こういった点も日本とは随分印象が違います。
日本でも競馬がマイナスイメージでなくなる日が来るのでしょうか。