競馬には独特の用語があり、これが入門者にとっての一つの足かせになっているかもしれません。確かにそのとおりの面はあるのですが、ある程度理解しておけば後は慣れるにつれて自然と分かってくるはずです。さほど心配する必要はありません。
そういった競馬用語の一つに馬連というものがあります。これは馬券の買い方の一つであり、最も基本的、一般的な買い方ですからまず覚えておいたい用語です。簡単に言うと、1着と2着になる馬の馬番号を順不同で当てるというものです。各馬には馬番号という番号が割り振られています。その番号で、どの馬が1着2着になるかを予想するわけです。順不同ということは、どちらが1着になるか、2着になるかは関係がありません。
例えば、馬番号3番と5番の馬連を購入したとします。すると、1着が3番、2着が5番になったときと、1着が5番、2着が3番になったときのいずれも当たりとなり、払い戻しが受けられます。1着や3番又は5番であっても、2着に5番又は3番が入らなかったときは外れになりますし、同様に2着だけ当てたときにも当たりにはなりません。
なお、1着と2着を順番通りに当てる馬券もありますが、それは馬連とは別になります。